最近医療や介護の流れが大きく変わり在宅医療、介護が重視されるようになりました。
特に運動器リハビリテーションは医療から介護への連携が推進され、これからは
介護の分野においても重要な課題となってきました。在宅で扱う運動器リハビリの範囲は広く、
ロコモティブシンドローム等の介護予防的状況から整形外科、理学療法士等の専門職が関与する必要のある
整形外科的各種疾患（骨・関節・筋肉・神経の病気）脳血管障害後遺症、骨折や変形性関節症術後、四肢の関節拘縮、廃用症候群、長期臥床等で歩行障害が重く通院が困難な方や自宅において少しでもリハビリを受けたい人が多数みえます。
この度、常勤顧問として佐野 実医師（整形外科専門医、運動器リハビリテーション医・日医会健康スポーツ医・産業医）を迎え、特に通所リハでの運動器リハビリテーションの拡充に力を注ぎ、職員一同努力して参ります。
尚、通所リハ・訪問リハ共に定員に多少のゆとりがありますので、運動器リハ治療を望まれておられる方がございましたら第二岩崎病院通所リハビリテーションにご相談ください。
訪問リハビリとは
＊身体機能を回復させるリハビリを自宅で受けられるサービスです。
医師からリハビリが必要であると判断され、通院が困難な方が受けるものです。
本人の症状や自宅の構造、家族の介護状態などを考慮しながら、理学療法士・作業療法士などが在宅を訪問し、適切な機能訓練を行います。
実際の生活の場で行うことができるトレーニング法を指導します。
対象者
介護保険の認定を受けた要介護１〜５ 要支援１〜２の方
○病院から退院されて自宅での生活に不便がある方
○自宅で日常生活を送っているが、転倒し易い人や日常生活が困難で不便を感じている方
身体機能・日常生活に関するサービス
○基本動作練習（寝たきり、起き上がり、移動動作）
○日常生活動作練習（階段昇降、入浴、トイレ動作）
○筋力・体力の維持増強
○屋内外の歩行訓練